仏高速鉄道、未来見据える次世代TGVがお披露目

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仏高速鉄道の次世代車両「TGV M」が公開された/Xavier Leoty/AFP/Getty Images

仏高速鉄道の次世代車両「TGV M」が公開された/Xavier Leoty/AFP/Getty Images

(CNN) フランス国鉄(SNCF)と鉄道車両メーカーのアルストムはこのほど、次世代の2階建て高速列車「TGV M」の完成品を初めてお披露目した。より長く、空気力学に即したノーズが特徴の車両は、フランスの地方を駆け抜けるのにうってつけだ。

アルストムは新車両を「未来のTGV」と銘打った。TGVは「高速列車」を意味するフランス語の頭文字をとったもの。

実際の路線に導入されるのは2024年からの予定だ。

TGVは世界で最も有名な高速鉄道のブランドの一つ。欧州を旅行する際の交通手段として1980年代初めからおなじみの存在だ。

2018年、TGVを運営するSNCFはTGV Mの車両100編成を27億ユーロ(現在のレートで約3900億円)で発注した。22年8月には追加で15編成が発注された。

大半はフランス国内で運行予定だが、アルストムによると15編成は国際鉄道として運行される見通しだという。

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