米空港検査で没収の物品一覧、死んだ赤ちゃんザメも

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昨年の米空港での珍しい没収品にノミネートされた死んだ赤ちゃんザメが入った瓶/TSA.gov

昨年の米空港での珍しい没収品にノミネートされた死んだ赤ちゃんザメが入った瓶/TSA.gov

(CNN) 米運輸保安庁(TSA)は24日、空港などの手荷物検査所で昨年中に没収した珍奇あるいは危険な物品の上位10位内のリストを発表し、瓶の中に化学防腐剤の液体と共に入っていた死んだサメの赤ちゃんなどを選んだ。

この瓶はシラキュースの国際空港で押収したもので、6位に入った。TSAの報道発表文によると、問題にされたのはサメの赤ちゃんの死骸ではなく、この液体が有害な種類と判断されたことだったという。

リストに載った他の物品は、武器ともなるパチンコ、書物の中に隠されていた刃物、攻撃型ライフル銃など。TSAは銃、刃物、こん棒やペッパースプレーなどは模造品も含め、機内への持ち込みは禁じている。

最上位近くに入ったのは例年同様、薬物や爆発物だった。洗髪のシャンプー容器に忍ばせていたマリフアナが4位だった。爆発物にもなり得る材料を使った太陽電池パネルが2位で、発煙弾が5位だった。

1位には異例となる対象が選ばれ、ニューアーク国際空港の現場で出会い、結婚に至った爆発物探知犬を調教するTSA職員の男女が登場した。2人はそれぞれの愛犬を引き連れて挙式した。TSAはインスタグラム上で、「これらの犬2匹は爆発物を突き止めただけでなく、2人が遭遇した時に愛もかぎ取った」と紹介した。

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