ドイツ鉄道、グレタさんにツイッターで応酬 「混雑し過ぎ」と形容され

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グレタ・トゥンベリさん。COP25から帰国する際のツイートが話題に/Pablo Blazquez Dominguez/Getty Images

グレタ・トゥンベリさん。COP25から帰国する際のツイートが話題に/Pablo Blazquez Dominguez/Getty Images

(CNN) スウェーデンの環境活動家で米誌タイムの「今年の人」にも選ばれたグレタ・トゥンベリさん(16)が、ドイツ鉄道の列車について「混雑し過ぎ」と形容したツイートをめぐり、ドイツ鉄道が皮肉で応酬する一幕があった。

トゥンベリさんは第25回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP25)に参加してスウェーデンに帰国する途中、ドイツ鉄道の列車の中で、たくさんの荷物に囲まれて床に座る自身の写真をツイッターに投稿した。

写真には「混雑し過ぎの列車に乗ってドイツの旅。ようやく帰途につきました!」という一文を添えている。

ドイツ鉄道はここ数年、運行の遅れなどの問題に見舞われており、一部のユーザーはこの投稿を見て同社を批判した。

一方、ドイツ鉄道はまず、トゥンベリさんの投稿に対して「土曜にICE74(同社の特急列車)に乗車いただいたことをうれしく思います」とツイート。続いて「あなたが一等車の座席で我々のチームによってどれほど親切で行き届いたサービスを受けたのかについても伝えてもらえると、なお良かったのですが」とあてこすった。

一部のユーザーはこのツイートを見てすかさずトゥンベリさんを批判。一等車に乗車したことは、トゥンベリさん本人も確認している。

トゥンベリさんは、ドイツ鉄道に問題があるというつもりはなかったと釈明し、「バーゼルからの私たちの列車が運行停止になってしまったので、私たちは2つの違う列車で床の上に座った。ゲッティンゲンからは座席が確保できた」と説明している。

さらに、混雑した列車は発展のシンボルだとも主張、「混雑し過ぎの電車は素晴らしい兆候。なぜなら列車の需要が高いことを意味するから!」とツイートしている。

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