高級食材「フグ」の本場、下関

皿の模様が透けて見えるほど薄く切って盛り付けられたフグ=下関市提供

皿の模様が透けて見えるほど薄く切って盛り付けられたフグ=下関市提供

(CNN) 本州最西端の山口県下関市は値段の高さと猛毒で知られる美味なる食材、フグの「本場」だ。その下関にある南風泊市場は、日本で唯一のフグ専門の卸売市場と言われる。

同市場ではフグ漁のシーズンである9月から翌年春まで、週6日、早朝から取引が行われる。ある朝にCNN取材班が訪れると、明るい光に照らされた海水まみれの市場の床には、さまざまな価格、体長、肉付きの約15匹のフグがそれぞれ入った20の箱が並んでいた。

フグは競り人の責任者を務める男性の「ええか、ええか」のかけ声とともに、競りにかけられる。ここでは伝統的に、「袋ぜり」と呼ばれる独特の方法で競りを行う。同市場で15年間競り人を務める男性が黒い布袋に手を入れて差し出すと、仲買人たちは袋の反対側から手を入れ、競り人の手や指を握って値段交渉を行う。

競りが終わると、競り落とされたフグはポリスチレンの箱に詰められ、下関市内の10カ所の処理工場に運ばれる。これらの工場はすべてフグ処理の許可を受けており、法令で定めた基準に従って除毒処理を行う。

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