待たずに飛行機に乗るために――画期的な搭乗方法あれこれ

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空港内の乗客の位置を把握することで効率化を図るやり方も

空港内の乗客の位置を把握することで効率化を図るやり方も

同空港において搭乗プログラムを統括するマーク・ウォーカー氏によると、特に職員によるパスポート検査を省略するのが目的だという。

こうした生体認証技術によって、職員がパスポートや搭乗券をチェックする手間を省くことができれば、浮いた時間を乗客のために有効活用できるようになるだろう。

ポジティブ搭乗

ヒースロー空港で他に試験運用されているのは、「ポジティブ搭乗」と呼ばれる手法だ。

英ヴァージン・アトランティック航空と米ユナイテッド航空がこの搭乗管理システムを取り入れている。このシステムは、安全検査時にスキャンされた情報を直ちに航空会社に送ることにより、乗客の所在などを常時追跡するもの。

航空会社の側では、乗客が正しいターミナルにいるか、搭乗ゲートにたどり着くまであと何分かかるか、といった情報を逐一確認できる。先のウォーカー氏によると、乗客が間に合わない場合の離陸の意思決定なども迅速化されるという。

スマート搭乗

KLMオランダ航空が考案したとされる「スマート搭乗」も見逃せない。

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