米アップル、端末のアップデート呼び掛け 脆弱性発見で

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iPadミニの端末を利用するユーザー/Jeenah Moon/Bloomberg/Getty Images

iPadミニの端末を利用するユーザー/Jeenah Moon/Bloomberg/Getty Images

(CNN Business) 米アップルが同社端末のユーザーの大半に対し、ソフトウェアのアップデートを呼び掛けている。基本ソフト(OS)に「積極的に悪用された可能性のある脆弱(ぜいじゃく)性」が見つかったことを受けた措置。

17、18両日にインターネット上のセキュリティー情報を更新した。影響を受けるのは「6S」以降のモデルの「iPhone(アイフォーン)」や第5世代以降の「iPad(アイパッド)」、「iPadエア2」以降の製品、「iPadミニ4」以降のモデル、「iPadプロ」の全モデル、第7世代以降の「iPodタッチ」。

アップルによると、ハッカーはこの脆弱性を利用することで、「恣意(しい)的なコードの実行」のために端末を乗っ取ることができる。「悪意をもって作成されたウェブコンテンツ」を通じ端末に侵入する能力を手にする可能性もあるという。

専門家はアップルユーザーに端末の更新を要請。米国土安全保障省傘下のサイバー・インフラ安全局(CISA)は、「攻撃者は影響を受ける端末を乗っ取る目的でこうした脆弱性の一つを利用できる可能性がある」と警告した。

CISAは影響を受けるユーザーに対し、「できるだけ早く必要なアップデートを適用」すべきだと呼び掛けている。

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