レバノン爆発、早くも改変動画が出回る 白黒反転にミサイルも

ベイルートでの爆発の映像を細工した動画がSNS上で配信されていることがわかった(写真左が改変されたもの)
/CNN

ベイルートでの爆発の映像を細工した動画がSNS上で配信されていることがわかった(写真左が改変されたもの) /CNN

(CNN) レバノンの首都ベイルートで4日に起きた爆発をめぐり、早くもあらゆる主要ソーシャルメディアで改変動画が出回っていることが分かった。

改変に使用された元の動画は、CNNおよび現地の目撃者が撮影したもの。ベイルート港に煙が立ち上る様子が映っているが、改変後の動画では、白黒が反転されて写真の「ネガ」のような映像となり、ミサイルのような物体も追加されている。

動画の一部は、ベイルートを拠点にCNNアラビア語放送のソーシャルメディアプロデューサーを務める男性のフェイスブックから取得された。男性は港湾周辺で日課の散歩を行っていた際に爆発を撮影した。

男性はCNNに対し、ミサイルが映った動画について「多くの人から偽物だという連絡があった」と説明。手元にある元の動画にはミサイルは映っていないことから、質問を受けた場合には、改変動画の内容は真実ではないと伝えるようにしているという。

男性はそのうえで「ミサイルを見たことはなく、ジェット機や無人機が上空を飛ぶ音も聞こえなかったと断言できる」と言い添えた。

問題の改変動画はフェイスブックやインスタグラム、ツイッター、ユーチューブ、TikTok(ティックトック)といった全ての主要ソーシャルメディアで確認できる。

CNNはソーシャルメディア各社にコメントを求めたものの、回答を寄せたのはティックトックとユーチューブのみだった。

ティックトックの広報は「当該動画については把握次第、誤解を招くコンテンツに関する我々の規約に違反しているとみなして削除した」と説明。ユーチューブの広報責任者も、「利用者ガイドラインに違反していることから削除した」と述べた。

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