米教会がズームを提訴、聖書研究の画面にポルノ動画「爆撃」

Zoomを利用中にポルノ動画が流れたとして米国の教会が同社を提訴した/Shutterstock

Zoomを利用中にポルノ動画が流れたとして米国の教会が同社を提訴した/Shutterstock

(CNN) 米サンフランシスコの教会が、オンラインのテレビ会議システムを運営するZoom(ズーム)を提訴したことが15日までに分かった。信者らがシステムを利用して聖書研究の講義を行っていたところネットを通じて何者かが侵入し、画面にポルノ動画を流したとしている。

ズームは新型コロナウイルスの感染拡大に伴って利用が急増しているが、部外者がテレビ会議に侵入して憎悪発言や不適切な画像を流す「ズーム爆撃」の事例が相次いで報告されている。

今回ズームを訴えたのは、サンフランシスコでも有数の古い歴史を持つ教会。今月6日に行った聖書研究の講義の最中に、「ズーム爆撃」を受けた。参加者の大半は成人だった。

連邦裁判所に13日に提示された訴訟内容によると、講義開始から42分が経過したころに参加者のコンピューターの画面が何者かに「乗っ取られ」、「コントロールボタンが機能しなくなった」。その状態で画面上にポルノ動画を流されたという。

教会側は、子どもの虐待なども含む極めて不快な内容の動画だったと主張。動画を流したハッカーについては、ズームも違反行為を繰り返す人物として把握していることを認めたと付け加えた。「当局への通報もたびたび行っていた」としている。

原告はズームについて、「データ保護やユーザーの安全よりも自社の利益を優先している」と非難。業務上の過失やプライバシーの侵害、州の消費者保護法違反に伴う損害賠償を求めるとしている。

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