情報処理チップの脆弱性、全てのマックとiOS端末に影響 アップルが声明

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
アップルが情報処理チップの脆弱性がマックやiOS端末に影響を及ぼすと発表

アップルが情報処理チップの脆弱性がマックやiOS端末に影響を及ぼすと発表

サンフランシスコ(CNNMoney) 米アップルは4日に声明を出し、このほど存在が確認された情報処理チップの2種類の脆弱(ぜいじゃく)性について、全ての「マック」コンピューターとiOS端末に影響が及ぶことを明らかにした。

2種類の脆弱性はそれぞれ「メルトダウン」、「スペクター」と呼ばれる。メルトダウンに対してはiOS11.2、macOS10.13.2、tvOS11.2の各基本ソフト(OS)で脆弱性を緩和するアップデートをリリースした。

スペクターについては、近日中にブラウザーのサファリで脆弱性を緩和するアップデートをリリースする予定だという。アップルは「現時点でユーザーが影響を被ったケースは確認されていない」と説明した。

アップルウオッチは不具合による影響を受けていないとしている。

これらの脆弱性については3日、コンピューター内で処理を行うプロセッサーのほぼすべてに対し影響を及ぼすと、複数の研究者が指摘していた。

アップルは今回発覚した脆弱性をハッカーらが悪用することを防ぐため、ソフトウエアをダウンロードする際にはアップストアのような信頼できる供給元のみを利用するよう呼びかけている。

メールマガジン登録
見過ごしていた世界の動き一目でわかる

世界20億を超える人々にニュースを提供する米CNN。「CNN.co.jpメールマガジン」は、世界各地のCNN記者から届く記事を、日本語で毎日皆様にお届けします*。世界の最新情勢やトレンドを把握しておきたい人に有益なツールです。

*平日のみ、年末年始など一部期間除く。

「アップルあれこれ」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]