歩行者が多ければ「青」延長、ロンドンにハイテク信号機

「SCOOT」は交差点で信号待ちをしている歩行者の数を測定できるという

「SCOOT」は交差点で信号待ちをしている歩行者の数を測定できるという

(CNN) 英ロンドンで、信号待ちの歩行者の数を数えて青信号の時間を調整するシステムの実験が行われる。

このシステム「ペデストリアンSCOOT」は、最新式のビデオカメラを使って交差点で信号待ちをしている歩行者の数を測定。特定の数を超えると青信号の時間を延長し、より多くの歩行者が交差点を渡れるようにする。

逆に信号待ちの歩行者が少ない場合は車道側の青信号の時間を延長する。こうしたシステムの導入は世界で初めてだという。

現在ロンドンに設置されている歩行者信号の多くは、青になると6秒間、「グリーンマン」と呼ばれる歩く人の姿が表示され、次いで信号が変わるまでの残り時間を知らせる表示に切り替わる。

SCOOTで調整するのはこのグリーンマンの表示時間で、待っている人の数が少なければ標準の6秒間、100人を超えた場合などはそれより延長する仕組み。例えば学校前や駅前など、歩行者の数の変動が大きい場所での効果が期待される。

SCOOTシステムは既にロンドン市内で交通の流れを調整するために使われていて、渋滞などの遅れを12%減らす効果が出ているという。これまでに市内の3000カ所の交差点に導入され、2018年までにはさらに1500カ所に設置を予定している。

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