ローマ法王のツイッター「@Pontifex」登場、質問受付中

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ローマ法王ベネディクト16世

ローマ法王ベネディクト16世

(CNN) ローマ法王ベネディクト16世は3日、短文投稿サイトのツイッターに公式アカウント「@Pontifex」を開設した。ローマ法王庁とツイッターの幹部が同日、バチカンで記者会見して発表した。

同アカウントからの初ツイートは12日に投稿する予定で、信仰についての質問に答える。ユーザーは「#askpontifex」または「#B16」のハッシュタグを投稿に含めることにより、ローマ法王に質問できる。Pontifexはローマ法王を意味する単語で、ラテン語の「橋を架ける者」に由来する。

ローマ法王庁はアカウント開設について、「教会はデジタルの領域にも存在しなければならないというローマ法王の信念の表れ」だと説明している。

ツイッターへの個人アカウント開設は、カトリックの法王ではベネディクト16世が初めて。しかしキリスト教の一派であるコプト正教会の第118代法王タワドロス2世は先にツイッターデビューを果たしている。もっともフォロワーの数はタワドロス2世の6300人に対し、ベネディクト16世は開設初日で20万人を超えた。

歴代のローマ法王は、20世紀の技術革新に伴って新しい媒体を積極利用してきた。初めてインターネットを使ったのは、前任の故ヨハネパウロ2世だった。ピウス11世は1931年に初めてラジオ放送に登場し、ピウス12世は1946年にテレビに初出演している。

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