権力に固執するアサンジュ氏、犠牲となったウィキリークス

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最近、ウィキリークスが公開した情報と言えば、国際ハッカー集団「アノニマス」が米民間情報会社ストラトフォーから盗み出したとされる電子メールや、シリアの政府関係者がやりとりした電子メールくらいだ。

透明性の理念は、聡明かつ勇敢だが、結局欠点もある個人の法的トラブルよりもはるかに大きな問題だ。英国はアサンジュ氏のエクアドルへの亡命を認めるべきだ。同氏がスウェーデンや米国で公正な裁判を受けられる可能性はほとんどないからだ。

しかし、彼のことはそれで終わりにしよう。情報の自由の繁栄を望むなら、アサンジュ氏の事例から重要な教訓を学ぶべきだ。情報が自由に流通するためには、情報を管理する人物は1人であってはならない。

本記事は「ウィキリークス革命―透視される世界」の著者、ミカ・L. シフリー氏による寄稿です。記事における意見や見解はシフリー氏個人のものです。

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