任天堂、「ゼルダの伝説」実写映画化を発表
(CNN) 任天堂は8日、人気ゲーム「ゼルダの伝説」の実写映画を制作すると発表した。
任天堂でゼルダを開発した宮本茂・代表取締役フェローがX(旧ツイッター)に、実写化の企画を長年進めてきたと投稿。任天堂自体が制作に深く関与し、このほど正式に開発をスタートしたと発表した。
同氏は「完成まで時間がかかりますが、楽しみにお待ちください」と書き込んでいる。
プロデューサーは宮本氏とともに、「スパイダーマン」や「アイアンマン」「Xメン」の映画シリーズを手がけたアビ・アラッド氏が務める。監督は「メイズ・ランナー」シリーズのウェス・ボール氏。映画の公開日やキャストはまだ発表されていない。
ゼルダは主人公リンクがゼルダ姫を救うため、ブタの姿の魔王ガノンと戦うゲームで、1986年に発売された。この38年間に少なくとも20のシリーズ作が出ている。今年5月に最新作「ティアーズ・オブ・ザ・キングダム」が発売された。
宮本氏はゼルダのほか、任天堂のゲーム「ドンキーコング」や「マリオブラザーズ」シリーズの生みの親でもある。同氏プロデュースの実写映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」が今年公開され、記録的な大ヒットとなった。