サウジのアルゼンチン戦勝利、W杯史上最大の番狂わせだった

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サウジ戦敗北に落胆した様子のメッシ/Jose Breton/Pics Action/NurPhoto/Getty Images

サウジ戦敗北に落胆した様子のメッシ/Jose Breton/Pics Action/NurPhoto/Getty Images

(CNN) アルゼンチンはサッカー・ワールドカップ(W杯)で1978年と1986年、2度の優勝実績を誇る。しかし2022年カタール大会は、逆の意味で歴史に名を残した。

アルゼンチンとサウジアラビアが対戦した1次リーグC組の試合は、サウジアラビアが2対1で勝利した。スポーツデータ分析会社のグレースノートによると、これはW杯史上最大の番狂わせだった。

リオネル・メッシ率いる世界ランキング3位のアルゼンチンは、これまで3年間無敗だった。今大会でも、世界ランキングで48位差があるサウジアラビアをアルゼンチンが退けると大方が予想していた。

試合前は誰もが、これが最後のW杯出場となりそうなメッシに注目していた。

アルゼンチンはメッシのPKで先制したが、後半に入るとサウジアラビアがサレハ・シェヘリとサレム・ドサリの相次ぐゴールで逆転した。

グレースノートによると、過去最大の番狂わせは、1950年のW杯でイングランドに勝利した米国だった。この時、米国が勝利する確率は9.5%とされていた。

しかし22日の試合でサウジアラビアが勝利する確率は推定8.7%。これでサウジは番狂わせ首位に躍り出た。

グレースノートは同社独自のランキングシステムを使ってW杯の92年の歴史を通じた波乱度を算定している。

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