彭帥さん支援の抗議デモ制止、全豪オープンが批判の的に

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中国の女子テニス選手、彭帥(ポンショワイ)さん/Andy Brownbill/AP

中国の女子テニス選手、彭帥(ポンショワイ)さん/Andy Brownbill/AP

オーストラリア・シドニー(CNN) オーストラリアで開かれているテニスの全豪オープンで、中国の女子テニス選手、彭帥(ポンショワイ)さんを不当に扱ったとされる中国共産党に対する少人数の抗議デモが制止され、批判の的になっている。

抗議デモでは、中国の王薔選手と米国のマディソン・キーズ選手が対戦した試合中、「彭帥はどこに」と書かれた横断幕が掲げられた。デモ参加者の1人は、同じスローガンが入った彭さん支援のTシャツを着ていた。

このデモにかかわった3人のうちの1人、マックス・モックさんによると、21日に行った抗議運動は、全豪オープンの警備員に止められた。

モックさんがCNNに語ったところでは、警備員は最初、政治道具を禁止した大会規定を理由に横断幕を没収した。警備員はデモ参加者に対し、Tシャツを覆い隠せばそのままいてもいいと告げたが、没収した横断幕は返してもらえなかったという。

横断幕が没収された場所は、王選手とキーズ選手が対戦中のコートからは離れていた。抗議運動を展開した3人は最終的に、横断幕を持って会場のメルボルン・パークを離れた。

女子テニスの王者だったマルチナ・ナブラチロワさんは、主催者が抗議運動をやめさせたことについて「ものすごく卑怯(ひきょう)だと思う。これは政治声明ではなく、人権声明だ」と批判するコメントを投稿した。

テニスのニコラ・マユ選手も、大会主催者が外部からの圧力に屈したと批判、「何という勇気のなさ! もし中国のスポンサーがいなかったらどうだったのか」とツイートした。

全豪オープンの「アソシエイトパートナー」3社のうち1社は酒類メーカーの瀘州老窖。同社については主催者が2018年、大会史上最大の中国スポンサー契約として発表していた。

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