ダニエル・クレイグさん、英海軍の名誉中佐に ボンドと同格

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自ら演じるジェームズ・ボンドと同様、海軍中佐に任命されたダニエル・クレイグさん/Lee Blease/UK MOD/AFP/Getty Images

自ら演じるジェームズ・ボンドと同様、海軍中佐に任命されたダニエル・クレイグさん/Lee Blease/UK MOD/AFP/Getty Images

(CNN) 英海軍は25日までに、人気スパイ映画シリーズ「007」で主人公のジェームズ・ボンド役を務める英俳優のダニエル・クレイグさんを海軍の名誉中佐に任命したと発表した。

ボンドは劇中で海軍中佐との設定になっている。

英海軍の制服組トップ、第1海軍卿のトニー・ラダキン提督は報道向け声明で、彼を名誉中佐として海軍へ迎え入れることを喜んでいると表明。

「過去15年間、ボンド中佐を演じ、世界各地での任務で英国を守り続けて来た」とし、「そのことは海軍が、ボンド自身と同様の技術や手練を駆使しながら毎日励んでいることでもある」と強調した。

ダニエル・クレイグさんも、名誉中佐の職務を英軍の家族を助けるための手段として使いたいとの考えを持っているともした。英海軍で中佐の階級は7番目に高い。

ラダキン提督によると、名誉職の将校の役目は世界での英海軍の任務を世に知らしめるなどする大使職などに相当するという。

「007」シリーズの最新作「ノー・タイム・トゥ・ダイ」は近く公開予定。クレイグさんがボンド役に扮する5作目となる。

英国防省によると、新作には同省も協力し、最新型の45型駆逐艦「ドラゴン」も姿を見せる。海軍は、同艦は重量8000トン、全長152メートルで世界でも最先端の戦闘艦船と誇示している。

また、C17型輸送機など英軍の他の装備品も登場するという。同輸送機は政変が最近起きたアフガニスタンで国外退避者の救出作戦に動員されていた。

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