映画「モンスターハンター」中国で公開中止、「人種差別」と批判噴出

ゲーム「モンスターハンター」がハリウッド映画に

香港(CNN Business) 中国で公開されたハリウッド映画「モンスターハンター」が、セリフの中に人種差別的な表現があるとしてソーシャルメディアで批判が噴出したことを受け、公開中止に追い込まれた。

モンスターハンターは、同名の人気ゲームをポール・W・アンダーソン監督が実写化したアクション映画。ソニーの配給で中国では4日から劇場公開された。米国では25日に公開予定。

問題のシーンはインターネット上に出回っている。この中で中国系米国人俳優のジン・オウヤン(通称MCジン)演じる兵士は仲間と車で砂漠を横断しながら雑談を交わし、ひざを指さして「What kind of knees are these? Chinese」(どんな種類のニーズだ? チャイニーズだ)と言っていた。

これに対して中国のソーシャルメディアで批判が噴出した。中国版ツイッターの微博(ウェイボー)では、「中国を侮辱している」「露骨な人種差別」といった投稿が集中し、オウヤンに対して「謝れ」と要求するユーザーもいた。

共同制作を手がけたドイツの映画会社コンスタンティン・フィルムは、「差別や中傷の意図はなかった」として中国の観客に謝罪する声明を発表。「中国の観客の懸念に耳を傾け、不用意な誤解を招いたせりふを削除した」と説明している。

問題の場面がどの程度カットされるのか、編集後の映画が中国で再公開されるのかは分かっていない。

モンスターハンターの制作には、中国テンセント傘下の映画会社テンセント・ピクチャーズもかかわっている。

一方、ゲーム版のモンスターハンターを制作したカプコンは4日に発表した声明で、ゲームと映画は違う会社が制作していると強調した。

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