イラン唯一の女子五輪メダリスト、キミア・アリザデ選手が国外脱出

イラン初の女性五輪メダリストが亡命へ

(CNN) イランの女子スポーツ選手でただ一人の五輪メダリスト、テコンドーのキミア・アリザデさん(21)は13日までに、同国から欧州へ脱出したことを明らかにした。

本人がインスタグラムに、「私はイランで抑圧されてきた何百万人もの女性の中の一人だ」と投稿した。

アリザデさんは2016年のリオデジャネイロ五輪で、テコンドー女子57キロ級の銅メダルを獲得した。

イランを出てオランダへ向かったとの情報が9日に流れたが、イランのテコンドー連盟会長は10日、本人は父親とコーチに休暇で旅行に出ると話していたと説明。旅行の費用は政府が払っていると述べ、政治的動機を指摘するうわさや外国メディアの報道を否定していた。

しかしアリザデさん自身が11日の投稿でうわさを認め、体制の「腐敗とうそ」に加担したくないと書き込んだ。

これまでは指示通りの場所へ連れて行かれ、命じられるままの文章を言わされ、常に搾取されてきたと主張。「私たちは道具にすぎなかった」「私はただ、テコンドーと身の安全、幸せで健康的な暮らしだけを望んでいる」と訴えた。

国外脱出は「五輪で金メダルを取るより難しい」決断だったとも述べたが、投稿に滞在先の国は明記されていない。

米国務省の報道官はアリザデさんの出国を受け、「イランは女性に権利を与えて支援することを学ばない限り、今後も強い女性たちを失い続けることになるだろう」と語った。

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