仏料理の巨匠、ポール・ボキューズさん死去、91歳

2018.01.21 Sun posted at 14:55 JST

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(CNN) フランス料理の重鎮で、伝統的な手法にとらわれない料理方法「ヌーベル・キュイジーヌ」を打ち出したことなどで有名なポール・ボキューズさんが死去した。91歳だった。

フランスのジェラール・コロン内相などが20日明らかにした。死因は伝えられていない。

マクロン大統領は大統領府の声明を通じ、「フランス料理そのものだった」と評し、寛容さと伝統や創意への敬意を体現していたと悼んだ。内相はツイッター上で「美食家たちが哀悼している。美食の法王が我々のもとを去っている」と惜しんだ。

リヨン近くで開くレストランは過去50年間にわたってミシュランガイドの最高位である「三つ星」を維持している。トリュフのスープと魚のスズキのパイ包み焼きなどが有名。

1965年に初めて三つ星を獲得。87年にはレストランガイド「ゴー・ミヨ」が「世紀のシェフ」と命名していた。

また、同年に世界中のシェフが集まり、観客の前で料理の腕を競う大会「ボキューズ・ドール」を創設。2004年には功績を認められ、フランスでは民間人に与えられる最高位の勲章であるレジオン・ドヌール勲章を授けられていた。

長年にわたってフランスや外国のシェフ育成にも貢献。有名なスペイン系米国人のシェフであるホセ・アンドレ氏は死去の報を受け、「天使たちはきょう祝宴を催すだろう。ポール・ボキューズもそれに加わった」とツイッターに書き込んだ。

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