007新作のボンドカー、10台製造も一般発売は予定せず

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最新作のタイトルとボンドカーが明らかに

ニューヨーク(CNNMoney) 英国の高級車メーカー、アストン・マーチンは7日までに、人気映画シリーズ「007」の最新作で主人公のジェームズ・ボンドが乗り回す愛車「DB10」を披露した。

計10台を製造予定だが、一般向けの販売はしない。DB10は最新作の「Spectre(原題)」に登場するが、ボンドが駆使する車の特殊性能の詳細は不明。

ただ、同社はDB10の外観などは将来販売する新型車の先駆けとなる可能性も示唆した。予想図は、過去の多数の007映画が撮影されてきた英国のパインウッド・スタジオで公表された。

過去の007映画にはBMW、ロータスやトヨタのスポーツカー「2000GT」など多数の車が出てきたが、ボンドカーと言えばアストン・マーチンとの印象も強い。50年前の作品「ゴールドフィンガー」には「DB5」が登場し、尾灯に隠された機銃、3種類のナンバープレートを回転して表示する機能、敵役を開いた屋根から車外にはじき飛ばす座席などの仕掛けが話題を呼んだ。

DB5は前作の「スカイフォール」に再登場していた。

007シリーズは作家イアン・フレミングの小説が原作だが、作中でのボンドの愛車は「ベントレー」となっていた。

「Spectre」は来年11月に公開予定。

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