ボードに車輪とハンドルが付いた乗り物「キックスケーター」を、スーツケースに組み込んだ「オラフ」
スロベニアの自動車技師、ボストヤン・ザガル氏がスーツケースを乗り物にする夢をかなえた。近く商品化して発売する見通しだ。これがあれば旅先の空港や歩道で、重いスーツケースが乗り物に早変わりする。
「オラフ」はボードに車輪とハンドルが付いた乗り物「キックスケーター」をスーツケースに組み込んだものだ。
アイデアが生まれるきっかけとなったのは「空港での乗り継ぎで、はるか遠くのゲートに3分でたどり着かなければならないような状況」だったという。そんな時は、動く歩道さえもどかしい。
フライトの待ち時間に技術者としての経験を生かしてデザインを描き、3年間も実験に実験を重ねてきたという