J&J製の追加接種は「反応が長続き」、重症化防止や変異株への効果に期待

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米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)製の新型コロナウイルスワクチンを追加接種した研究の結果が発表された/Frederic J. Brown/AFP/Getty Images

米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)製の新型コロナウイルスワクチンを追加接種した研究の結果が発表された/Frederic J. Brown/AFP/Getty Images

(CNN) 米ファイザー製の新型コロナウイルスワクチンの接種完了者に米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)製のワクチンを追加接種した研究で、免疫反応が長続きし、重症化を防ぐ効果なども期待できるとの結果が発表された。

米ハーバード大学のダン・バルーチ博士らが、ファイザー製の接種を2回済ませた65人のグループにJ&J製ワクチンを追加接種し、3回目もファイザー製を打った場合と比較した。

バルーチ博士によると、ウイルス感染を阻害する「中和抗体」はどちらのワクチンでも大きく増え、接種後4週目の抗体価は同程度だった。

しかしその後の抗体価は、ファイザー製を追加接種したグループで下がり始めるのに対し、J&J製のグループでは増え続けたという。

J&J製の追加接種ではさらに、ウイルスに感染した細胞を破壊する免疫細胞「CD8T細胞」が増えることも明らかになった。T細胞は抗体ができるより遅いタイミングで活性化し、感染後の重症化を防ぐ働きがある。

研究では新型コロナの従来株、デルタ株、ベータ株に対する反応が確認されたが、新たな変異株「オミクロン株」は対象に含まれていなかった。

オミクロン株は、既存のワクチンでできる抗体が効きにくい可能性が指摘されている。この点についてバルーチ博士は、抗体が機能しない場合は特に、T細胞による防御が重要性を増す可能性があるとの見方を示した。

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