ポルシェ家、独新興宇宙企業に出資 ベゾス氏やマスク氏に対抗

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小型衛星打ち上げビジネスへの需要は今後数年で大きく伸びるとみられている/Isar Aerospace

小型衛星打ち上げビジネスへの需要は今後数年で大きく伸びるとみられている/Isar Aerospace

新旧の産業の企業がソフトウェア・アプリケーションの運用で衛星技術への依存を強めるなか、小型衛星打ち上げへの商業需要は今後数年で大幅に伸びるとみられている。

スペースXは先月、複数の顧客の衛星88個を1回の打ち上げで軌道投入。同じ日には、リチャード・ブランソン氏率いるヴァージン・ギャラクティックから2017年に独立したヴァージン・オービットも、米国防総省やポーランドの新興企業、オランダ空軍の人工衛星を宇宙に送り込んだ。

イーザル・アエロスペースによると、世界の宇宙打ち上げサービス市場は27年までに354億ドルを超える規模になり、うち3分の1近くの売り上げは小~中型衛星から発生する見通し。

ポルシェSEにとって今回は比較的小規模の取引となるが、同社はこれまで自動車ビジネスへの投資が圧倒的に多かっただけに注目に値する。各種民間企業やそれを支援する富豪の間で繰り広げられている宇宙競争の最新の例といえる。

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