山火事でやけど負った子グマが無事回復、5カ月ぶり野生に 米コロラド州

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
輸送用の金属容器の中に入った子グマ/Colorado Parks and Wildlife

輸送用の金属容器の中に入った子グマ/Colorado Parks and Wildlife

(CNN) 米コロラド州の大規模な山火事でやけどを負い、親を失って昨年12月に保護されていたクロクマの子どもが、無事に回復して約5カ月ぶりに野生に戻された。

同州公園・野生生物局によると、子グマは今月5日、同州フォートコリンズ付近のロッキー山脈の山中に放された。

同局が公開した動画には、輸送用の金属容器を職員がたたいたり揺すったりすると、クマが中から飛び出して森林の中に走り去る様子が映っている。

子グマは昨年12月、農場のポーチの下で寝ているところを発見され、同月11日に野生生物当局が捕獲していた。

この時点で体重は約7.4キロしかなく、極度の脱水状態にあって、飢えと衰弱がひどく、両耳は凍傷を負っていた。

さらに、昨年8月から12月にかけて発生した大規模な山火事のため、脚にやけどを負っていた。

「米国」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]