米東部沖を南下のホホジロザメ、マイアミ沖に出現

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昨年9月から追跡中のホホジロザメの個体がマイアミ沖に出現した/From OCEARCH/Facebook

昨年9月から追跡中のホホジロザメの個体がマイアミ沖に出現した/From OCEARCH/Facebook

(CNN) 米東部沖を南下しているホホジロザメが11日、フロリダ州マイアミ沖に出現した。米非営利団体「オーサーチ」が昨年から追跡している雌の「ウナマキ」だ。

ウナマキは体長約470センチ、体重約940キロ。オーサーチが昨年9月にカナダ東部ノバスコシア州沖で発見し、追跡用のタグを付けた。この名前はノバスコシア先住民の言葉で「霧の大地」を意味する。

オーサーチの追跡記録によると、昨年秋のうちに東海岸沿いを南下してメキシコ湾に入り、春から夏にかけてまたカナダ沖まで北上。8月初めから昨年よりも沖寄りのルートを南下し、再びメキシコ湾へ向かっている。

オーサーチによると、南下を始めてから11日までの103日間で約2万1000キロの距離を移動した。

ホホジロザメは世界自然保護基金(WWF)のリストで絶滅の恐れがある生物に分類されている。研究者らはウナマキを追跡することによって、雌が子どもを産み、育てる様子が明らかになる可能性もあると期待を寄せている。

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