独軍将校が伝書バトに託した通信文、110年ぶりに発見

通信文は小さなアルミ製の筒に入った状態で見つかった/Sebastien Bozon/AFP/Getty Images

通信文は小さなアルミ製の筒に入った状態で見つかった/Sebastien Bozon/AFP/Getty Images

(CNN) 仏北東部の町で先月、100年以上前のドイツ軍将校が伝書バトに託したとみられる通信文が見つかった。

かつてドイツ領だった仏北東部コルマール近郊のインガースハイムで、ハイキング中のカップルが発見した。

近くにあるランジュ博物館のキュレーター、ドミニク・ジャルディ氏がCNNに語ったところによると、通信文は折り畳まれ、小さなアルミ製の筒に入っていた。今になってこうした通信文が見つかるのは極めてまれなことだと、同氏は指摘する。

書かれた文字ははっきり読み取れない部分がある。ジャルディ氏が翻訳を依頼したドイツ人の友人によれば、コルマールに配置されていたドイツ軍将校が別の将校に向けて、演習の様子を報告した文章だという。

「小隊の半分が無力化され」「多数の犠牲者を出して撤退」などと書かれているが、実戦で死者が出たわけではなく、演習での想定だったとみられる。

日付も1910年か16年かが判読できない。だがジャルディ氏は10年だと断言する。コルマールで16年に軍の演習があった記録は残っていないからだという。

通信文は、第1次大戦中の1915年にここで起きた独仏戦に関する資料のひとつとして、同博物館に展示される予定だ。

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