英女王「しきたりくだらない」、オバマ氏夫人明かす

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オバマ前大統領のミシェル夫人が2016年の訪英時にエリザベス女王が語り掛けた内容を明かした/Chris Jackson/Getty Images

オバマ前大統領のミシェル夫人が2016年の訪英時にエリザベス女王が語り掛けた内容を明かした/Chris Jackson/Getty Images

ロンドン(CNN) オバマ前米大統領のミシェル夫人は8日までに、同夫妻が2016年の訪英でウィンザー城を訪れた際、車で出迎えた英エリザベス女王が王室のしきたりを意識するミシェル夫人に「しきたりなんて全てくだらないもの。とにかく乗って」ときさくに話し掛けた逸話を披露した。

自伝「Becoming」の出版に伴ってロンドンで開いた会合で明らかにした。

英国のPA通信によると、ミシェル夫人は当時を振り返り、女王の出迎えを控え、「私の頭の中は王室のしきたりのことでいっぱいだった」と指摘。「階段でつまずくな。何であれ誰かに触ってはだめ」などと頭の中で反芻(はんすう)していたことを明らかにした。

しかし、女王が現れた際に口にしたのは「さあ乗って。どこでもいいから座って」の言葉だったという。また、その後、「しきたりなんて全てくだらないでしょう。さあ、乗って」と促したという。

ミシェル夫人によると、オバマ前大統領は英女王が祖母の面影を思い出させるため、大の女王ファンだという。ミシェル夫人は「女王はスマートで愉快であり、誠実。夫は間違いなく大ファン」と語った。

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