米実業家、火事被災の生徒ら1085人に小切手 計1.2億円

サンディエゴの実業家ボブ・ウィルソン氏。生徒や職員に何かしたかったと語った/KHSL

サンディエゴの実業家ボブ・ウィルソン氏。生徒や職員に何かしたかったと語った/KHSL

(CNN) 米カリフォルニア州北部で起きた火災「キャンプ」によって大きな被害を受けたパラダイス地区の高校の生徒や職員がこのほど、支援を希望する実業家から1人1000ドル(約11万円)の小切手を受け取る出来事があった。

同州サンディエゴで不動産開発業やレストランを営むボブ・ウィルソン氏は一度もパラダイス地区を訪れたことはなかったが、何か支援をしたいと考えたという。

小切手を手渡した相手は、生徒980人のほかに、教員や用務員、バスの運転手ら職員100人超。合計金額は約110万ドル(約1億2000万円)に達した。

ウィルソン氏はCNN系列局KHSLの取材に対し、小切手でどうするかは自分たちで考えてほしいと語る。ウィルソン氏にとって、スポーツをしたり、学生自治会で過ごしたりした高校での時間は大切な思い出だという。「家を失うだけでさえ大ごとだ。すべてのコミュニティーや高校での経験を失うなんて」

ウィルソン氏は最初、非営利団体への支援や、ギフトカードの購入も考えたが、最終的に校長に電話することに決めたという。

数百人の学生やその両親が27日午後、チコ高校に列を作った。最初は疑いの目で見ていた人たちも最後には笑顔になった。

ブレアンナ・タマヨ氏はCNN系列局KCRAの取材に対し、「気前がよかっただけでなく、みんなを集めてくれたようなものだ。娘は多くの友達と顔を合わせた。だから、これはお金以上のものだった。彼はとても寛大だった」と振り返った。

ローレン・ライトホール校長は「お金は素晴らしい。笑顔が見られて、幸せでいられて、周りに友人がいるのは、たぶん、もっと良いことだろう」と語った。

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