牛の頭蓋骨に穴、石器時代初の動物への「穿頭術」か

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手術が施された痕の残る頭蓋骨は各地で見つかっている

手術が施された痕の残る頭蓋骨は各地で見つかっている

研究では、頭蓋に穴をあけようと集中的に削られていることがわかった。言い換えれば、偶然に穴があけられたわけではないということだ。

最大の疑問は、そもそも、なぜ牛の頭蓋骨に穴があけられたのかということだ。

もし、牛の命を助けようとしたならば、世界で最も古い獣医的行為といえる。しかし、牛が一般的な食糧で、家畜として飼育されていたことを考えると外科的な介入に合理的な理由を見つけ出すことは難しそうだ。ほかには、人間への施術前に動物で練習したという可能性も考えられるという。

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