深宇宙探査、物理学の限界を超えて<1> 人類はどこまで行けるのか

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

(CNN) 遥かかなたにあるため、現在われわれが持つ技術ではそこに到達するのに2400世代かかる場所を想像してほしい。そこはケンタウルス座アルファ星だが、実はそれが地球から最も近い恒星となる。

1970年代に打ち上げられた無人惑星探査機ボイジャーのように、秒速約16キロの速度で航行しても、4.2光年のかなたにあるケンタウルス座アルファ星に到達するのにおよそ8万年かかる。

さらに広大な銀河系の星を探索しようと思えば、その困難は計り知れない。それどころか、宇宙飛行士たちの安全を確保する方法すら分かっていないのが現状だ。

地球から遠く離れた深宇宙の探査へ向けて、現時点では不可能と見られていることが現実となる日は来るのだろうか。

超高速で航行可能な宇宙船の開発は必要不可欠だが、速度よりもっと重大な問題がある。

「サイエンス」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]