南アのホホジロザメ、絶滅の危機 報告書が公開

南アフリカ沖のホホジロザメに絶滅の可能性が出ているとの報告書が発表された

南アフリカ沖のホホジロザメに絶滅の可能性が出ているとの報告書が発表された

ヨハネスブルク(CNN) 南アフリカ沿岸海域に生息するホホジロザメ(英語名・グレート・ホワイト・シャーク)の現在の個体数は353~522匹程度で、現状が続けば絶滅する可能性もあるとする新たな研究報告書が24日までに発表された。

報告書作成を主導したのは同国のステレンボッシュ大学の植物・動物学専攻のサラ・アンドレオッティ博士。今回把握した個体数は南アにとっては極めて低い水準と警告した。

減少の原因についてはサメ防護網の設置や東部沿岸におけるはえ縄漁に言及。密漁、生息海域の侵食、海洋汚染や餌の減少も要因としている。

今回の報告書作成に参加した研究者は、ホホジロザメの個体数が減り続ければ海洋生態環境の急変につながる可能性を指摘。ホホジロザメの餌の1つであるアザラシが逆に増え、魚類資源への悪影響につながるとも強調した。

アンドレオッティ博士は、ホホジロザメの減少を阻止する緊急対策が講じられなければ、個体生存や同国沿岸の海洋環境保護は重大な危機に陥りかねないと主張した。

今回の報告書は6年がかりのもので実地調査などが行われた。ステレンボッシュ大学は南アのホホジロザメに関する最大規模の実地調査の成果が盛り込まれた報告書としている。

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