四川省にパンダセンター新設、赤ちゃん7頭人気の的に
(CNN) 中国南部・四川省にある臥龍パンダ自然保護区内に、このほど新しいパンダセンターがオープンした。取材に訪れたCNN取材班も、その可愛さのとりこになった。
同センターで飼育しているジャイアントパンダは計59頭。中でも昨年生まれた7頭は人気の的になっている。
臥龍パンダ自然保護区は2008年5月12日の四川大地震で大きな被害が出た。保護区管理局によると、新しいパンダセンターでは人工飼育で育てたジャイアントパンダを野生に戻すための訓練を行い、パンダ保護のための調査研究を支援する。
中国国営中央テレビ(CCTV)などによれば、同センターは檻の中に屋内施設と屋外施設を設けた自然に近い環境でほとんどのパンダを飼育。自然環境に順応させて野生に戻しているという。