豪州、中国企業の巨大牧場買収を拒否へ 国益の保護理由に

豪州でインフルエンザが猛威を振るっている

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香港(CNNMoney) オーストラリア財務省は29日、中国企業による豪州国内での巨大な牧場の買収計画に関し国益に反する恐れがあるとして承認しない方針を示した。

この牧場は豪州の牛肉製造最大手S・キッドマン社の保有で、広さは約7万7300平方キロとアイルランドの国土に匹敵する。中国企業Dakangが豪州内での反発を和らげるため地元企業と手を組み、3億7000万豪州ドル(約300億円)での買収を計画していた。

豪州のモリソン財務相は、キッドマン社のこれほど広大な土地の売却案件は地元の購入希望者の参入を困難にしていると指摘した。

Dakang社は豪州政府の買収阻止の方針に対する対応を5月3日まで示すよう求められている。

キッドマン社が豪州の内陸部に保持する農場などの面積は10万平方キロ以上で、米ケンタッキー州の総面積とほぼ同等となっている。これらの農地などに対する空中からの視察には約1週間要するほどの巨大さとなっている。

同社はDakangと取引に当たり、政府内からの反発を受けサウスオーストラリア州内で兵器試験場に近い農地を対象から外すなどの配慮も示していた。

キッドマン社の幹部は豪州政府の今回の方針を受け、地元のABC放送の取材に非常に失望したなどと述べた。

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