米北東部の大雪はお告げリスのせい? 警察が「指名手配」

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(CNN) 指名手配されたのは毛むくじゃらで身長はわずか60センチ、大きな2本の牙が生えていて、どうやら米北東部の人たちに恨みを持っているらしい――。記録的な豪雪に見舞われた米ニューハンプシャー州メリマクの警察が、春の到来のお告げイベントで知られるリス科の小動物グラウンドホッグを相手にそんな「逮捕状」を出した。

容疑者の名は「パンクサトーニー・フィル」。毎年行われるイベントで、春の到来を占っている。

メリマクはこの冬、120センチを超す積雪に見舞われ、胸のあたりまで雪に埋まった。メリマク警察のフェイスブックによれば、この天候にうんざりした住民からフィルに対して、「この害獣は穴の中に閉じこもってぬくぬくしているという苦情が何件も寄せられた」という。

フィルの容疑は「冬はあと6週間続くとは言っていたが、山のような雪が降ることは伏せていた」こと。ただし「もし見かけたとしても、武装していて危険なので近づかないこと」と警察は警告する。「メリマク警察に通報してください。絶対に捕まえます」

今年騒ぎを巻き起こしたのはフィルだけではない。ウィスコンシン州のグラウンドホッグ、ジミーはサンプレーリー市の市長を噛んだと報じられている。

それでもジミーの場合は少なくとも、春が早く訪れるよう命令してくれた。

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