1.5ドル追加して「健康的な食生活」を 米研究

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例えば、赤身の多い牛肉と脂身の多い牛肉を対比させる、果物や野菜を多くとる食生活と加工食品ばかりを口にする食習慣を比べる、といった具合である。2010年以降、米国やカナダ、欧州の国々など10カ国で行われてきた調査をまとめた。

研究結果として判明したのは、上述のように、健康的な食生活を営むには1日あたり1.5ドルの追加出費で済むということだ。

なにをもって「健康的な」食生活とするか定義が難しいなどといった留保は付くが、この結果はおおむね普遍的で、様々な地域の健康的とされる食生活にも当てはまった。

ラオ氏は1.5ドルという数字について、低所得世帯には大きな負担だが、一般人には大した額ではないとする。コーヒー1杯以下の額であり、食生活の乱れが引き起こす生活習慣病に毎年膨大なお金がつぎ込まれていることを考えれば、微々たるものといえそうだ。

ラオ氏は「長期的な健康におよぼす影響を考えれば、1.5ドルは良い投資だ」と話した。

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