イルカの大量死、原因は「ウイルス感染」 米当局

米東海岸でイルカ大量死

(CNN) 米海洋大気局(NOAA)は28日までに、東海岸で報告されているイルカの大量死はウイルス感染症が原因となっている可能性が高いとの見解を発表した。

問題の病原体は、人間のはしかや犬ジステンパーのウイルスと同じ種類に属するイルカモルビリウイルス。NOAAが専門家の協力を得てニューヨーク、ニュージャージー、デラウェア、メリーランド、バージニアの5州で実施した調査では、このウイルスに感染している、またはその疑いがあるイルカが32頭見つかった。

ニューヨーク州からノースカロライナ州にかけての海岸に今年打ち上げられたイルカの数は、25日の時点で488頭と、例年の平均をすでに300頭も上回り、7~8月の数字では平均の9倍を超える異常事態となっている。発見時にはすでに死んでいるケースが大部分で、腐敗の進んだ死骸も多い。

NOAAによるとモルビリウイルスには有効なワクチンがなく、感染を食い止めるのは難しい。空気感染や接触感染によって広がるが、人間にうつる恐れはないという。

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