ティラノサウルスは「殺し屋」だった? 証拠の化石見つかる

2013.07.17 Wed posted at 16:51 JST

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(CNN) 大型の肉食恐竜として知られるティラノサウルス・レックス(Tレックス)は生きた獲物を殺して食べるプレデター(捕食動物)だったのか、それとも死骸(しがい)をえさにするスカベンジャー(腐食動物)だったのか。

長年の論争についに決着がつくかもしれない。米カンザス大学の研究者らによると、Tレックスが「殺し屋」だったことを示す化石が発見された。

同大学の古生物学者、デービッド・バーナム氏らによれば、見つかったのは「カモノハシ恐竜」とも呼ばれる草食恐竜ハドロサウルスの尾の部分に、Tレックスの歯が埋まった化石。

同氏によれば、これはハドロサウルスがTレックスにかまれながらも逃げ出し、その後も骨が治るまで数年間生き続けたことを示している。

Tレックスは映画などで凶暴な殺し屋のイメージが定着している。しかし実際には動きが鈍くて獲物を追えず、死骸を食べていたとの説も有力で、長年論争が続いていた。バーナム氏によれば、これまでは決定的な証拠がなく、ひとつの歯型が正反対の説の根拠に使われることもあったという。

同氏らの研究の成果は、米科学アカデミー紀要の最新号に発表された。

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