WWF、スペイン国王を「解任」 豪華狩猟ツアーに批判

2012.07.23 Mon posted at 10:14 JST

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(CNN)  スペインのフアン・カルロス国王(74)が金融危機のさ中にアフリカ・ボツワナへ、ぜいたくざんまいの狩猟に出かけていたことが発覚した問題で、世界自然保護基金(WWF)スペイン支部は23日までに、国王を同支部の名誉総裁から解任した。

狩猟ツアーは私的な訪問だったが、旅行中に負傷し、急きょ帰国して手術を受けたことがきっかけで発覚。国王は批判の高まりを受け、4月の退院時に国営テレビを通じて「大変申し訳なく思っている。このような過ちは二度と繰り返さない」と謝罪した。

WWFスペイン支部では1968年以来、カルロス国王が名誉総裁を務めていたが、同支部は21日、「狩猟はWWFスペイン支部名誉総裁としての地位にそぐわない」として解任を決議した。

スペインは失業率が23%に達し、予算不足を補うために緊縮財政を強いられている。国王は金融危機が及ぼす影響を懸念し、国民が一丸となって困難な時を切り抜けるよう訴えていた。ところがその一方で多額を費やして狩猟に出かけていたことが分かって批判が集中、警護のために費やされた公費の額を問題視する声も出ていた。

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