バチカンの全車両をEV化、フォルクスワーゲンが提供

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ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇とVWグループ・イタリアの幹部ら/Volkswagen AG

ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇とVWグループ・イタリアの幹部ら/Volkswagen AG

(CNN) ローマ教皇庁(バチカン)は二酸化炭素(CO2)排出削減を目指す取り組みの一環として、車両を全て電気自動車(EV)に入れ替えると発表した。車はフォルクスワーゲン(VW)が提供する。

VWによると、最初の2台となるコンパクトEVの「VW ID.3」は、既にバチカンへ納車済みだという。

バチカンはさらに、バチカン市内などの管轄区域に充電ネットワークを設けると発表した。充電ネットワークの電気は再生可能資源で発電するとバチカン市は説明している。

VWグループは傘下のフォルクスワーゲンとシュコダの車を「長期レンタル方式」で提供する。バチカンはVWを「車両のカーボンニュートラル実現に向けた最初の戦略的パートナー」と位置付けている。

バチカン市は車両のEV化を含め、二酸化炭素排出削減を目指すプロジェクトを多数推進している。車の台数や使用目的についてはバチカンもVWも明らかにしていない。

ローマ教皇が住み、カトリック教会の総本山があるバチカンは、世界最小の独立国家で面積は約0.44平方キロ。イタリアのローマ市内にあり、1929年にイタリアの独裁者ムッソリーニが調印した条約によって独立した。

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