理系分野で活躍の女性７人がバービー人形に　国際女性デーに合わせ

ニューヨーク（ＣＮＮ） 米玩具大手マテルの人形バービーのシリーズに、ＳＴＥＭ（科学・技術・工学・数学）分野の先駆者として活躍する女性７人の限定モデルが加わる。

マテルが８日の国際女性デーに合わせて企画した。

７人の女性にはウォジスキ３姉妹が含まれる。先月まで長年にわたり米ユーチューブの最高経営責任者（ＣＥＯ）を務めたスーザン氏と、米遺伝子検査ベンチャー、２３アンドミーＣＥＯのアン氏、米カリフォルニア大学サンフランシスコ校医学部教授のジャネット氏だ。

ユーチューブの親会社、米グーグルの創設者２人が最初に拠点を設けたのは、スーザン氏の家のガレージだった。同氏はその後、グーグルの１６人目の社員となり、２５年間近く同社に勤めた。

人形は非売品で、モデルとなった人物に贈られる/ Mattel

このほかに英国の宇宙科学者マギー・アデリン・ポコック氏、ドイツの海洋生物学者アンチュ・ボエチウス氏、中国で学校を創設した李一諾氏、メキシコ生まれの女性として初の宇宙飛行士となったカティア・エチャサレタ氏のバービーがつくられた。

アン・ウォジスキ氏は「私たちの話を共有することで、女の子たちが新しいことに挑戦し、怖くても立ち向かい、挑戦を刺激的な機会ととらえるようになってくれることを願っている」と話した。

マテルによると、７人のバービーは非売品で、それぞれ本人に贈られる。