OPECプラス、小幅増産で合意 日量10万バレル

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サウジアラムコの石油貯蔵施設/Simon Dawson/Bloomberg/Getty Images

サウジアラムコの石油貯蔵施設/Simon Dawson/Bloomberg/Getty Images

(CNN) 有力産油国でつくる石油輸出国機構(OPEC)プラスは3日、世界的な不況が需要を押し下げるという懸念が広がる中、来月の生産量をわずかに増やすことに合意した。

OPECプラスは、9月に原油を日量10万バレル増産することを発表した。

バイデン米大統領が先月サウジアラビアを訪問して以来、初のOPEC会合となった。バイデン氏はOPEC最大の産油国であるサウジアラビアに生産量を増やすよう促していた。

ウクライナへの侵攻をめぐる欧米のロシア産原油の禁輸措置で世界的な供給が制限されたため、原油価格は数カ月にわたって上昇してきた。多くの人々が燃料費の高騰に直面しているにもかかわらず、この価格上昇で世界最大の石油会社は記録的な利益を得ている。

米国では6月に初めて1ガロン(約3.8リットル)あたりのレギュラーガソリン価格が5ドル(約670円)を超えたが、その後価格は大きく下がった。

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