香港の水上レストラン、移動中に沈没 哀れな末路を悼む声も

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観光名所の「水上レストラン」が引退 香港

(CNN) かつて香港の名所として知られた水上レストラン「珍宝王国(ジャンボ・キングダム)」が、移動中に南シナ海で沈没した。

運営会社が20日に発表したところによると、珍宝王国は14日、引き船につながれ、停泊していた香港仔(アバディーン)を離れて非公開の場所へ向かった。18日に西沙諸島付近で悪天候に見舞われ、転覆したという。

1000メートル以上の深さまで沈んだため、引き揚げ作業は「極めて困難」とされる。乗組員らにけがはなかった。

船体は全長約80メートル。レストランはこの船を中心に古い小さめの船、海産物貯蔵用のはしけ、厨房(ちゅうぼう)船、近くの桟橋から客を運ぶ8隻のフェリーで構成されていた。

最盛期には香港や海外の映画に登場し、エリザベス女王やカーター元米大統領、米俳優トム・クルーズさんらも訪れた。

しかし2013年から赤字経営となり、新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的大流行)がこれに追い打ちをかけた。レストランは20年に休業を発表していた。

沈没の知らせを受けて、ツイッターには哀れな末路に驚き、別れを惜しむメッセージなどが書き込まれた。政情不安や厳しい感染対策で苦難が続く香港の運命と重ね合わせる投稿もあった。

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