WTO、米の対中関税は「ルール違反」

WTOはトランプ米政権が中国製品に課した関税について国際法に違反していると伝えた/Shutterstock/Getty Images

WTOはトランプ米政権が中国製品に課した関税について国際法に違反していると伝えた/Shutterstock/Getty Images

ワシントン(CNN) 世界貿易機関(WTO)は15日、トランプ米政権が中国製品に課した関税について国際法のルールに違反していると明らかにした。

中国は2018年に課された約2340億ドル(現在のレートで約24兆6000億円)の関税について訴えたが、WTOは中国側についた形だ。パネルは、全ての貿易相手国に対して対等な関税を課すといったルールなどについて違反していると判断した。

しかし、上訴するための上級委員会の委員の人数が足りていないため、今回のWTOの判断による影響はほとんどないとみられる。米国は上級委員会の委員指名に反対の姿勢を示している。

トランプ大統領は、中国政府を交渉の場につかせて、知的財産の窃盗や強制的な技術移転などの問題について協議するため、数十億ドル規模の中国製品に高関税を課している。

米中間では今年初め、初期の合意に達したものの、関税の多くは依然として残っている。

トランプ政権は長い間、WTOについて、中国に責任を果たさせていないとして批判してきた。米通商代表部(USTR)のライトハイザー代表は15日、今回の判断でWTOの無力さが確認されたと一蹴した。

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