ボーイング737MAX、ソフトウェアに新たな不具合

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米ボーイングは6日、「737MAX」の新たな不具合を発見した/Mario Tama/Getty Images

米ボーイングは6日、「737MAX」の新たな不具合を発見した/Mario Tama/Getty Images

ニューヨーク(CNN Business) 米ボーイングは6日、相次ぐ墜落事故を受けて運航を停止している「737MAX」について、ソフトウェアに新たな不具合が見つかったと発表した。ただ、これによって運航再開がさらに遅れることはないとの見通しを示している。

同社によると、インジケーターランプが想定より長く点灯していることに関係した問題が新たに見つかった。このランプは、機首を上下させるスタビライザートリムシステムと連動している。

今回の問題は、737MAXのソフトウェアを更新した後の飛行テストで見つかった。同機の飛行制御コンピューターに入力される情報の問題だとしている。

ボーイングは、「運航を再開する前に737MAXのソフトウェアを変更し、インジケーターランプが想定通りに点灯するよう徹底させる」とした。

737MAXは、墜落事故が相次いで346人の死者が出たことを受け、世界で昨年3月から運航が停止されている。

ボーイングは1月中旬の時点で、運航再開が認められるのは今年半ばになるとの見通しを示していた。

米連邦航空局(FAA)の広報は6日、737MAX運航再開のめどについて、「同機の運航再開の時期ついて、期限は設定していない。安全関連の問題が全て決着したと我々の専門家が納得するまで、承認はしない」と語った。

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