737MAXの失速防止装置、操縦士が不満ぶつける 2度目の墜落前

「システムについて知らされていなかった」 パイロットが不満ぶつける

(CNN) 米航空機大手ボーイングの新型旅客機「737MAX」が相次ぎ墜落事故を起こした問題で、アメリカン航空のパイロットらが2度目の墜落の前に、ボーイング関係者との会合で失速防止システムについて説明を求めていたことが16日までにわかった。米CBSテレビが入手した音声記録で明らかになった。

この会合が開かれたのは昨年11月。ライオン・エアー機がインドネシアで墜落した事故の数週間後、エチオピア航空機が国内で墜落する4カ月前に当たる。

音声記録では、ボーイング関係者がパイロット側に、近くソフトウエアの変更を行うと説明している声が聞き取れる。この関係者は変更の時期について恐らく6週間以内としつつ、急いで進めたくはないと述べている。

一方、パイロット側は、737MAXの失速防止システム「MCAS」について知らされていなかったことを示唆。パイロットの1人が「我々には航空機に何が搭載されているのか知る権利がある」と強調すると、ボーイング関係者は「それに異議はない」と答えている。

パイロットの1人はさらに「彼らは失速防止システムが搭載されていることを認識すらしていなかった」と指摘している。ライオン・エアー航空のパイロットのことを指しているとみられる。

これに対し、ボーイング関係者は「このシステムについて把握していたところで結果が変わったかどうかは分からない」としている。

ライオン・エアーとエチオピア航空の事故では合わせて346人が死亡した。初期調査では、センサーからの誤った入力によりMCASシステムが誤作動した可能性が指摘されている。

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