アメリカン航空、8月まで1日115便の欠航 737MAXの運航停止で

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737MAXの運航停止を受け、アメリカン航空が欠航予定期間の延長を発表/Joe Raedle/Getty Images

737MAXの運航停止を受け、アメリカン航空が欠航予定期間の延長を発表/Joe Raedle/Getty Images

(CNN) 米航空会社大手のアメリカン航空は14日、1日約115便の欠航を6月初めから8月19日まで継続すると発表した。墜落事故が相次いだ「ボーイング737MAX8」の運航停止を受けた措置だとしている。

経営トップらが従業員向けのメッセージで明らかにした。その中で同社は、上記の時期より前に737MAXの安全が改めて立証される公算が大きいとしつつも、欠航を継続することで旅行シーズンのピークに向けてより信頼性の高い運航計画を策定できるとの見解を示した。

欠航が予定される便の割合は、アメリカン航空が1日に運航する全体のおよそ1.5%に相当する。同社の保有する737MAXは24機。当初は一部を他の機材に切り替えるなどして、欠航便を出さずにすませる計画だった。

737MAXは約5カ月の間に2度の事故を起こし、計346人が死亡。先月起きたエチオピア航空機墜落の後には、全機を運航停止とする措置が取られていた。ボーイングは運航再開を目指してソフトウエアの修正などを進めている。

米サウスウエスト航空も先週、737MAXを使用する便の欠航を6~8月にかけて継続すると発表した。

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