米ギャップ、中国地図のTシャツに台湾入れず 反発受け謝罪

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商品に描いた中国地図に台湾が含まれていないとして、米ギャップが批判にさらされた

商品に描いた中国地図に台湾が含まれていないとして、米ギャップが批判にさらされた

香港(CNNMoney) 米カジュアル衣料大手ギャップのTシャツに描かれた中国の地図に対して、台湾などが含まれていないと反発の声が上がり、同社は14日夜、謝罪のコメントを出した。

問題のTシャツはカナダで販売されているとして、中国の短文投稿サイト「微博(ウェイボ)」に写真が投稿された。中国地図のデザインに本土だけが描かれ、同国が主権を主張する台湾や南シナ海が含まれていないとして批判の的になった。

ギャップは微博に投稿したコメントで「中国の主権と領土の保全を尊重する」と表明。「悪意のないミス」だったとして謝罪し、内部調査を実施していると述べた。

Tシャツはすでに中国市場から回収して廃棄したことを明らかにしたが、ほかの市場でも販売を中止するかどうかには言及しなかった。

中国が主張する領有権をめぐっては、これまでに米国のマリオットやデルタ航空、スペイン発のザラも同様のトラブルで謝罪している。

中国は最近、世界30社以上の航空会社に対し、各社のウェブサイトから台湾や香港、マカオを中国の一部として扱っていない情報を削除するよう要求したが、米ホワイトハウスはこれを「全体主義的なたわ言だ」と一蹴(いっしゅう)した。

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