東京に「世界一高い木造ビル」の構想 41年完成へ

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住友林業が構想する木造高層ビル「W350」内部のイメージ図

住友林業が構想する木造高層ビル「W350」内部のイメージ図

昨年までは、14年に建設されたノルウェー南西部ベルゲンのビルが世界一だった。その前はオーストラリアのメルボルンで12年に完成した10階建て、高さ32メートルの集合住宅が世界記録となっていた。

英ロンドンでは地元の建築事務所、PLPアーキテクチャーとケンブリッジ大学建築学部が共同で、高さ305メートル、80階建てという「オークウッド・タワー」の建設を計画している。建築許可が下りれば、ロンドン初の木造の高層建築物となる。

木造ビルが増えている背景には、板の繊維方向を直角に重ねて張り合わせた「直交集成材」など、強度の高い木材の登場がある。アジアで伝統的に使われてきた竹も、通常の樹木の5倍という成長の早さが注目されている。今後はさらに、遺伝子組み換え技術を使った新たな木材の開発も進みそうだ。

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