ノートパソコンの機内持ち込み、アブダビ発の便は禁止解除

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アブダビ発米国行きの便を運航するエティハド航空

アブダビ発米国行きの便を運航するエティハド航空

シアトル(CNNMoney) 米国土安全保障省(DHS)は2日、中東とアフリカの一部空港から米国へ向かう旅客機でノートパソコンなどの大型電子機器の持ち込みを禁止している措置について、アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビ国際空港発の便を対象から外し、持ち込みを認めると発表した。

同空港ではセキュリティー強化の追加措置が導入されたためで、米運輸保安庁(TSA)もこの措置を確認したという。

アブダビ国際空港からは、エティハド航空だけが米国行きの便を運航。週に計45便が出発している。DHSの報道官は、同航空の措置について「国内外のほかの航空会社の模範になる」と述べたが、具体的な内容は明らかにしなかった。

エティハド航空は同日、この決定を歓迎すると表明し、禁止期間中の乗客らの理解に感謝すると述べた。

ノートパソコンなどの機内持ち込みは3月末、中東とアフリカの計10空港からの米国便で禁止された。UAEのドバイを拠点とするエミレーツ航空など、アブダビ以外の9空港から出発する8社の便は引き続き禁止対象となる。

ケリー米国土安全保障長官は先週、禁止措置の解除や回避に必要な安全基準に言及。乗客や電子機器の検査を強化することなどを挙げていた。

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