ミレニアル世代を引きつける職場は? 変化を模索する企業

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職場の自由が求められる時代に

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企業文化に関するミレニアル世代の要望を調査した結果、GEは従来の「命令・管理モデル」から、より機動的でシンプルな企業文化に移行。実験的な試みや意思決定を行う上で、個々のチームがより大きな裁量を持てるようにした。

流動性の高い社内起業的な仕事への取り組み方を推奨し、ミレニアル世代を自然と引きつけている企業もある。米ミネアポリス州のバーエンジニアリング社は「自由市場的な構造」を持っているという。

社員には上司がおらず、取り組みたいプロジェクトを自ら選択。あるプロジェクトに貢献者の立場で加わる場合は、同プロジェクトの統括者に報告しながら仕事を進める。一方、別のプロジェクトでは自分が統括者となって動く可能性もある。長時間労働になる場合、残業代と代休のどちらをもらうか選択することも可能だ。

米ノースダコタ州ファーゴの市場調査会社サンドッグ・インタラクティブでは、社員90人(うち半数がミレニアル世代)に自分の好きなことをやるよう促している。社員の適性を最も生かせる役職に就かせ、仕事に意味を見出せるようにするのが狙いだという。「肩書きよりも適性」が合言葉だ。

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